編み物のあれこれ

静電気を気にせずニットを楽しむには

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こんにちは。
白・ピンク大好き!
お花モチーフをたくさん使った軽くて暖かいニットを製作している手編み作り人、まどかです。

ずっと書こう書こうとおもっていた静電気について。
ニットの毛玉を予防するために。まずこの2つを」の記事を書いたのが2016年9月。もう1年半経ってる~。
「日花香の今度っていつ?」「今度ってほんとあてにならない」って声が聞こえてきそう。
先日、職場の方が「今度とおばけは出たためしがない!」って言ってて耳が痛かったわ。

大変お待たせしました静電気について。
冬って空気が乾燥するから静電気が起こりやすいですよね。


「セーターって静電気ひどいから嫌い」って言われたことがあります。
うーん。セーターだから静電気が起きるのかっていうとそうじゃなくて、それは素材の問題かと。

静電気ってなぜ起こるの?

静電気ってなぜ起こるの?
一般的に静電気はAとBの摩擦によってAの表面からBに電子が移動。この状態を帯電といって、この状態の時にAとBを離すとA、B両方の表面に静電気がおきます。
AさんとBさんが仲良く手をつないでいるのをCさんが急に勢いよくその間を通ってAさんとBさんを引き離す感じかな。
これを洋服で考えると、セーターの上にコートを着て出勤。会社でコートを脱ぐときに静電気でぱちぱちする。
またはタイツを履いている足にスカートがまとわりつく。
よくありますよね、こういうこと。

そうそう、だからセーター嫌いなの。って声が聞こえるのですが、先ほども書いたように、セーターだからじゃなくて問題は素材なのです。

静電気が起きる素材と起きにくい素材

静電気がおきる素材、おきない素材ということは帯電しやすい素材、しにくい素材ということで。
素材によってプラスに帯電しやすい素材とマイナスに帯電しやすい素材があります。

洋服に使われる素材で、帯電しやすいのは
マイナスに帯電しやすいのは
・ポリエステル
・アクリル
プラスに帯電しやすいのは、
・ナイロン
・ウール・羊毛
※ちなみに髪の毛もプラスに帯電しやすいです。

帯電しにくい素材
・綿
・絹
・麻
・レーヨン
・キュプラ
これらは吸水性が高いので帯電しにくく、帯電しやすい素材と組み合わせても静電気が起こりにくいです。

静電気が起こりやすい素材の組み合わせ、起こりにくい素材の組み合わせ

静電気は異なる素材の摩擦で発生するので、プラス+マイナスの組み合わせの時が発生しやすくなり、
プラス+プラスマイナス+マイナスの組み合わせは静電気が起こりにくくなります。

どういうことかというと、
ポリエステルのブラウスにウールのカーディガンを着てて、脱ぐときにパチって静電気が起きるのは、
マイナスのポリエステルとプラスのウールの組み合わせだから。

ポリエステルのブラウスにアクリルのカーディガンの組み合わせだと、マイナス同士なので静電気が起こりにくくなります。
また、レーヨンのブラウスにウールのカーディガンの組み合わせはプラス同士なので静電気が起こりにくくなります。

ウールのセーターの下にポリエステルやアクリルのインナーの組み合わせもプラスマイナスなので、静電気が起こりやすい。
なので、ウールのセーターには綿やレーヨンのインナーを組み合わせるとプラス同士になり静電気が起こりにくくなります。

コードもセーターもウールなのに静電気おこるよ~って声も聞こえそうですが、
それは裏地に問題があります。
コートには裏地がついてますよね。
その裏地の素材が何かを確認してみてください。
けっこうポリエステルの裏地が使われてます。

ウールのコート(裏地はキュプラ)にウールのセーターは静電気が起こりにくい。
ウールのコート(裏地はポリエステル)にウールのセーターは静電気が起こりやすい。

でもね、デザイン&素材を見て、さらに裏地がキュプラという条件でコートを探すと大変。
私が今着ているウールのコートも、ウール・アルパカ・絹なんだけど、裏地がポリエステル。
なので、コートを脱ぐときは静電気おきます。

そうそう、ダウンコートの素材に「ポリアミド」って出てくることがあります。
ポリアミドはナイロン素材なので、ウールのセーターと組み合わせても静電気おきにくいです。

静電気が体に及ぼす影響

組み合わせとか分かったけど、いちいちメンドクサイ
毎朝素材を確認してコーディネート決めてだとメンドクサイですよね。
一番いいのはお買い物するときに素材を確認して、できるかぎり天然素材(綿・絹・麻)とプラス素材のものを選ぶこと。

なんでプラス素材?別にマイナス素材でそろえてもいいのでは?と思われるかもしれませんが、
それは私のニット作品のほとんどがウールでプラス素材だからです!
それに、いろいろ調べてたら合成繊維は体によくないらしい。
合成繊維がっていうより、静電気が体によくないのだけど。

天然素材(綿・絹・麻))の衣類と合成繊維の衣類を着たときでは、合成繊維を着たときのほうが急激に血糖値があがるらしいです。
理由は静電気によって交感真剣が刺激されてアドレナリンが出るから。
あと、静電気が発生すると体内のビタミンCが多く使われて血中のビタミンC不足となるらしいし、カルシウムも減少するらしいです。
ってことはビタミンC不足で抵抗力が下がり風邪やインフルエンザにかかりやすくなるし、カルシウム不測は骨や歯がもろくなったり、イライラしたり・・・
健康のこと考えるとそれはちょっとね~。

あと、静電気でほこりや花粉が衣類につきやすくなるので、アレルギーや花粉症の方には大問題。

私がニット作品の素材にアクリルやポリエステルなどの合成繊維をあまり使わない理由は、化学的につくられた素材ではなく天然の素材を使用することでお肌の弱い方にもお使いいただけるようにと考えているから。
実際に、「このスヌード、手袋、チクチクしない」ってお声を沢山いただきます。

健康によくて、お肌に優しくてって考えるとプラス素材のほうがいいでしょ。
ちょっとPRになっちゃったけど・・・

素材の組み合わせ以外で静電気を防ぐ方法

素材の組み合わせ以外で静電気を防ぐ方法は

・衣類を脱ぐ前に壁・木材(ドアや家具)・紙などを触って静電気を放電する。
・皮製品(ベルトなど)を触る。
※皮製品は静電気を放電してくれるらしい
確かに皮も天然素材だもんね。
ゴム底の靴は静電気を体内にためるけど、皮底の靴は静電気を体外にだしてくれるという記述もあったし。
えっ?ってことは、皮の手袋にすればいいんじゃない?って思ったんだけど・・・。
北海道や雪国は冬靴の裏に滑り止め貼るので皮底のままってわけにいかないので。

・静電気防止スプレーを使う
衣類の表だけでなく裏にもスプレーすると効果的
・柔軟剤を使う
柔軟剤は摩擦を抑え、ふっくら仕上げるもので、帯電防止に効果的
・グリセリンを使う
グリセリンとは肌荒れの薬や手作り化粧品の材料に使われるもので、薬局で購入できるます。
水に少量入れて衣類にスプレーすると静電気防止スプレーに、洗濯の時に使うと柔軟剤の代わりになります。
柔軟剤の香りが苦手って方はグリセリン使うといいかも。
・室内を乾燥させない
湿度20%以下、温度25度以下で静電気が起こりやすくなります。
健康のためにも静電気防止のためにも湿度50~60%を心がけましょう。

冬に静電気を気にせずニットを楽しむには

パチパチ静電気を気にせず、ニットで冬のおしゃれをたのしむには
・綿、麻、絹などの天然素材と組み合わせる。
・マイナスに帯電する素材と組み合わせない。
・お洗濯の時に柔軟剤(もしくはグリセリン)を使う。
これは毛玉予防にもなります。
この3つを気をつけてみてください。

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